はじめに
Twitterを眺めていたところ、MikroTikのYouTubeチャンネルの方で新製品の報告が行われていたようです。
しかも待望の100Gルーターとなります。
CCR2216-1G-12XS-2XQ
こちらがMikroTikのRouterboardとしては初となる100Gルーターです。100GのQSFP28が2ポート、25Gが12ポートという機材となります。なぜか40Gは搭載されていませんが、スイッチチップとなるMarvell® Prestera 98DX8525が10Gおよび25Gしか持っていないためのようです。
CPUについては既に販売されているCCR2116-12G-4S+と同様のAnnapurna Labs AL73400 16コアになります。
メモリは16GBとCCR2116-12G-4S+と同じですが、M.2についてはCCR2116-12G-4S+ではPCIeだったのに、本機はSATAとなぜか後退?しています。こういうところがアカンような気もしますが・・・。
価格は某所では付加税込みで約2,400ユーロ、付加税なしだと約2,000ユーロでした。中々手は出ないと思いますが一度はお目に掛かりたいですね。
公式
Youtube
CRS310-1G-5S-4S+IN
こちらも同じくYouTubeチャンネルで流れていたようですが画像が入手できず。
こちらも型番的には既に販売されているアウトドア設置型のnetFiber 9の屋内筐体に置き換えたもののようです。
SFPが5ポート、SFP+が4ポートと中々仕様に困るものかと思いますが、現在CRS305などを使用している方には良いかもしれません(ただしこちらはSwOSへの切り替えは出来ない模様)。
なお、こちらに搭載されているスイッチチップですが、98DX226SとなっているのですがWeb検索でも情報が見つからず。引っかかるのはQNAPのスイッチ(QSW-M2108-2C)にも搭載されている、という情報のみです。ただ、CPU自体は貧弱且つ1コアしかありませんが、L3ハードウェアルーティングは有効だと思いますので使いどころ次第かなと思います。
YouTube
2022/02/21 11:24 追記
他のブログですが、CRS310について取り上げていたので共有します。
ここにも書かれているとおり、あまり出来の良くなかった?CRS212の置き換え製品であり、基本的には中継用スイッチみたいな位置づけになりそうです。