はじめに
Twitterをのぞいて見つけたのですが、2020年4月からNTT東西でサービスが開始されたFTTHでの10Gb接続サービス、フレッツ光クロスにおいてどうやらRouterOS環境だと接続の障壁が今までと比較して低そうだという感じです。
見つけた呟き
他サイトからの情報になるのですが。
該当記事はこちら
フレッツ光クロス 公式サイト
どういうことか
というのも、RouterOSでインターネットに接続する際、IPv6接続を行うためにはDHCPv6-PDに対応していないといけない。NTTフレッツの場合、普通の人が選択するであろう「ひかり電話なし」の構成の場合はRAが受信できる機器じゃないといけないが、この記事を書いている時点ではRouterOSはRAを受信できるようにはできていない。
そのためどうしてもIPv6接続を行いたい場合は無駄にコストがかかる「ひかり電話あり」の構成を選ばないといけません(この場合はDHCPv6-PDが降ってくるので)。
それが今回の記事を見た限りでは「ひかり電話なし/あり」ともにDHCPv6-PDで”/56
“が割り当てられるようです。
フレッツ光ネクストでは、ひかり電話なしの場合はRouterAdvertisementにより「/64」が、ひかり電話ありの場合はDHCPv6-PDにより「/56」が割り当てられます。しかしフレッツ光クロスの場合はDHCPv6-PD方式による「/56」の割当のみとなっています。
https://blog.ipnet-lab.ne.jp/entry/2020/06/18/002606
今後もこのような運用がされる場合は、RouterOS搭載製品でNTTフレッツ光クロスを使う限りはIPv6が構成によっては使用できない、という問題から解放されるのではないかなと思います。
ただし、今のところ10G接続をガッツリ行えるようなRouterboard製品というとCCR1009およびCCR2004ぐらいしかなく、また価格帯としては一般ご家庭にという感じではないので、Mikrotikさんには是非ともRB hEXシリーズなサイズと価格での10G対応製品を出していただきたいなぁというところです。
id:kt-yamaguchi 様、@haisaihiroki 様、情報ありがとうございました。
2020年6月23日:追記
この記事公開後、以下のような情報を頂きました。