他のネットワーク機器との混在環境で使用する際に気をつけてほしいこと

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Manual:IP/Neighbor discovery – MikroTik Wiki https://wiki.mikrotik.com/wiki/Manual:IP/Neighbor_discovery

RouterOSを搭載したRouterboardを使用する際に、Routerboardだけを使用している環境ならばあまり気にしなくても良いのですが、他のベンダーのネットワーク機器がある場合に気をつけて使用してほしいことがあります。

というのも、RouterOSにはNeighbor discoveryという機能が搭載されています。
詳細については上記のWikiのリンク先を参照してください。

CDPとは|Cisco Discovery Protocol – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典 http://e-words.jp/w/CDP-1.html

ちなみにMikrotik Neighbor Discovery Protocol(MNDP)については5678/udpを使用して通信されます。Firewallなどのある環境ではこれに注意して疎通をするかどうか確認してください。

Manual:IP/Services – MikroTik Wiki https://wiki.mikrotik.com/wiki/Manual:IP/Services

Winboxを使用時に最初の機器一覧を取得すると思いますが、こちらはMikrotik Neighbor Discoveryを使用していないので、止めたとしても一覧取得が出来なくなるわけではありません。

止めた場合のデメリットとしては、セグメントをまたいだ場合の機器の確認や、Mac Telnetでの設定などが行えなくなる、というぐらいでしょうか。

ということでOFFにする方法について以下にまとめたいと思います。

  • discovery Interfaceから無効化する
    IP > Neighbor とたどり、discovery Interfaceから全てのInterfaceを選択し、×ボタンを押して無効化する。

  • CLIから無効化する
[admin@MikroTik] > ip neighbor discovery set [find ] discover=no 
[admin@MikroTik]> ip neighbor discovery settings set default=no default-for-dynamic=no

これで余計な通信が行われないと思います。

QuicksetからPPPoEを設定した場合は、PPPoEインターフェースのNeighbor DiscoveryはOFFに設定されるので、問題ないかと思います。

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