不規則ながら新製品だったり、新情報が掲載されるニュースレター、その65号が公開になりました。
今回の掲載内容は以下のとおり。
- RB750のリビジョンアップ、hEX lite
- RoMoNについて
- EoIPのバージョンアップ
- WPS (WiFi protected setup)の実装
- RouterOS 6.29から実装されたFastTrackについて
hEX liteについて
hEX liteについては、CPUとメモリが載せ替えになり、かなりパフォーマンスがアップしたようです。国内に正規で入ってくる予定は聞いていませんが、100MbEなので大分使いドコロが限定される気がします。
WPS (WiFi protected setup)
WPSについては、使ったことがないのでよく分かっていないのですが、ClientがAP に接続しようとするとき、WPS オプションを選択し、Quickset の「WPS Accept」をクリックする、またはデバイスのリセット ボタンを押してください。
それで接続ができるようになるかと思います。
ただし、この機能を使用するにはWireless-cm2パッケージが必要になりますので注意してください。
RoMoN
Router Management Overlay Network の略称です。今後、RouterOS搭載製品をこの機能で管理していくことになりそうです。
詳細については以下を参照してください。
Manual:RoMON – MikroTik Wiki https://wiki.mikrotik.com/wiki/Manual:RoMON
EoIP (Ethernet over IP)
EoIPについて、キー暗号化機能を実装したとのことです。
FastTrack
FastPath + Conntrack = FastTrack
RB2011でFastTrackを使用したところ、360Mbpsほどスループットがかかったとき、CPUが100%に、そのうち、44%がFirewallに使用されているという状況から、FastTrack設定後、CPU使用率86%の段階で、890Mbpsのスループットを記録、Firewallの使用率は6%と大幅な改善が確認できたということです。
FastTrackについては過去に記事にも書いているので、参考にしてみてください。
ということで新情報が盛り沢山の内容なので、一度目を通してみてはいかがでしょうか?