気まぐれで更新される、Mikrotikからの最新情報が掲載されるニュースレター66号が公開になりました。
ニュースレター66 /
http://download2.mikrotik.com/news/news_66.pdf
無線LAN機器については、技適の問題があり、日本での発売については未定のため詳しくは触れませんが、それ以外のところで気になるのは以下のものでしょうか?
RBGPOE-CON-HP
Gigabit Ethernet対応の48Vから24V変換対応PoEアダプターになります。Mikrotik製品は基本的に24V駆動なのでこの手の製品が必要なのですが、Gigabit対応のものは出ていなかったので、満を持しての登場となるのでしょうか?
基本的には組み込むことを前提とした製品になると思います。
RB850Gx2 with Hardware Encryption Acceleration
以前からあったPowerPC製品であるRB850Gx2にAES128対応の暗号化アクセラレータを追加した製品となるようです。
シリアルナンバーが5から始まる製品から搭載されるということで、そのうち秋葉原でも入荷するのではないかなと思います。
RouterOS 6.28以降で対応するとのことですが、デュアルコアでそれなりパワフルに動きつつ、暗号化アクセラレータも搭載ということで、PPTPやL2TP、OpenVPNなどのVPNサーバとしての使いドコロが出てくるのではないでしょうか?
今までですとさらに強力なCloud Core Routerぐらいでしか、VPNへの速度を求めることが出来ませんでしたが、安価な製品での実現ができると思います。
CRS112-8G-4S-IN
RouterBoard.com : CRS112-8G-4S-IN /
http://routerboard.com/CRS112-8G-4S-IN
Cloud Router Switchシリーズの100番台製品となります。
相変わらずシステム構成が謎で、Gigabit Ethernet 8ポート、SFP4ポートという変則仕様になります。
しかもシリーズ番台は100なのに、CPU自体は200番台のものが使われているという・・・
実際にどの程度のスペックが出るのかは謎です。
しかし、今までにあったCRS125などのように24ポートではないので、そこまで複雑なことをさせないのであればCPUがいっぱいになることは、タブンないと思います。
安価な卓上型スイッチとしていかがでしょうか?
New SFP modules
Long Distance対応の10Gb Single SFP+のようです。
先日行われたInteropでも使われていたという噂もありますが、Mikrotik純正としては初の製品になると思います。
Mikrotik製品と組み合わせて使用する場合は、鉄板構成になるのだと思います。
MUM Japan
Mikrotik User Meeting、通称MUMがついに日本で開催されることになったようです。
MUM /
http://mum.mikrotik.com/2015/JP/info
開催日時は2015年9月27日(土)、場所等詳細については別途確認の上、掲載いたします。