Mikrotikから今月販売が開始された、10Gbase-T対応なSFP+モジュールですが、なんか色々と凄いです。
正式な型番は「S+RJ10」となります。
SFPな製品を数多く取り扱っているFS.comですら、この手の製品では380ドルからなのに、なぜかこの製品、65ドル(実売価格はもう少し下です)で売っています。
これだけでも驚きです。
また、凄いのはこれだけではなく、サポートする速度も凄いです。
なんと、IEEE 802.3bz(2.5/5GBASE-T)、通称マルチギガビット・イーサネットにも対応しているらしいです。
他社SFPモジュールとの組み合わせでは、伝送距離は短くなるようですが、この製品同士のPeer to Peerであれば、2.5Gbase-Tのときは200mまでいけるようです。
今までMikrotik製品は正式に、IEEE 802.3bz(2.5/5GBASE-T)対応を謳ってはきませんでしたが、とりあえずこのSFP+モジュールをしようすることで、IEEE 802.3bz(2.5/5GBASE-T)に対応した、ということになるのでしょうか。
ちなみにサポートしているMikrotik製品は以下になります。
- CCR1072-1G-8S+
- CCR1036シリーズ
- CCR1016-12S-1S+
- CCR1009シリーズ
- CRS317-1G-16S+RM
- CRS210-8G-2S+IN
- CRS212-1G-10S+IN
- CRS326/CSS326シリーズ
とりあえずお手軽に試したければ、CCR1009シリーズぐらいが良さそうです。
筆者でも出来れば近日中に入手して、どういう感じなのか確認したいところです。
気になるのは、ベンダーコードなどが書き込まれていて、Routerboard製品以外では使用できるか否かですかね。使用できるのであれば、少し制約はありつつも、お手軽に試せるSFP+モジュールになるのではないでしょうか。
MikroTik Routers and Wireless – Products: S+RJ10 /
https://mikrotik.com/product/s_rj10