公式フォーラムを覗いていて気が付きました。
どうやらMikrotikのhAP acの後継機らしきものが、アメリカのFCCに登録があったようです。
先にFCCから確認していきましょう。
無線LAN周りは北米仕様ですね。今まで通り、国際版と2種類が出るんじゃないかと思います。
テストで使用したのは黒い筐体みたいですね。このあたりはテスト用の筐体だから黒いのか、販売される製品版も黒くなるのか気になるところです。
I/OとしてはGigabit Etherが5Port、USBは1portのようです。今までホームユース向けであってもSFPポートを装備してきたのに、今回は無いようです(個人的にSFP大好き人間なので、ちょっと残念です)。
あとは電波に関するテスト項目なので割愛します(申し訳ありません。筆者にはテスト内容が不明です)。
次に搭載されるとされるCPUについてです。
こちらはどうやらQualcommのIPQ4019というチップになりそうです。ARMかなぁと思ったらmmipsみたいですね。
無線LAN機器としてはうれしいことに802.11ac wave2対応のようです。このことから、hAP ac2はwave2対応で来るのではないかと推測されます。
SoCなので、CPUとメモリが一緒です。クロックは717MHzですが、たぶん700MHzとかにしてくるのではないかと。あと、hAP acではよく言われていた非力さが4コアになることで解消されると期待されます。
また、メモリもhAP acの128MBから大幅増の1GBになりそうです。
このあたりから考えると、ようやく無線LANルーターとして使用できるのではないでしょうか。(今までは現実的にアクセスポイントとして動作させるのが限界でした)
あと気になるのが、MU-MIMOの文字。このあたりはどうかなぁと思います。というのも今までMikrotikとしては製品としてMU-MIMOのものはないはずです。日本のようにあれば嬉しいとなる国が、どれくらいあるのか分からないためです。まぁ、できれば搭載してくれると嬉しいのですが・・・
さてこの製品ですが、筆者の予想的に今年の4月に開催されるMUM(Mikrotik User Meeting) EU(Berlin)でお披露目されるのではないかなぁと予想しています。
他にも分かったことがあったら、随時記事にしていこうかと思います。
ちなみにこの件、Twitterでも呟いたのですが、誰も反応してくれなかったので寂しかったです。