ニュースレター86号 (2018年12月版)が公開されました。

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最近は1月ごとに発行されている、Mikrotikのニュースレターの最新版が公開されました。

PWR-LINE AP

ぱっと見は無線LANのエクステンダーのように見えますが、まさかの高速電力線通信、通称PLC (Power Line Communication)ですね。

最近は日本でもだいぶ下火になってしまいましたが、Mikrotikは投入してきたようです。電源プラグはEUタイプとUSタイプが用意されています。エクステンダーとして使用するだけなら、USタイプなら日本国内でも使用できるのではないでしょうか。

スペックは必要最低限という感じで、有線側は100Mbps、無線LANについても2.4GHzのみの対応となっています。

PWR-LINE AP (US plug) | MikroTik
802.11b/g/n WiFi AP with a single Ethernet port and capability to connect to other PWR-LINE devices through the electrical lines in your premises (Typ...

wAP, LtAP mini, LHG and SXT kits for LTE bands 3,7,20,31,41n,42 and 43

既存のwAP、LtAP mini、LHG、SXTのLTE/4G対応モデルがラインナップに追加されました。一応Band1とかもあるので、国内でも使用自体は出来るでしょうが、とりあえず技適認証は難しいかもしれません。どうしても欲しい場合は、国内の代理店さんにお願いの連絡をするようにしましょう。

mount kit for RB4011 series

もう皆さま、RB4011は入手されましたでしょうか? 筆者は諸事情によりまだ入手できていません。そのRB4011ですが、基本的にはデスクトップモデルとなるのですが、そちらをラックマウントするための金具が出ています(YAMAHAさんとかもこの手の製品出してますね)。

とりあえずこの手の製品はラックマウントしないと気が済まない、という方は入手を検討してはいかがでしょうか。

最後に

2018年最後の締めくくりに、面白い製品が出てきました。日本国内に入ってくるかは不明ですが、触る機会があれば触ってみたいですね。

相変わらずRouterOS v7については2018年も公開されることはなさそうですが、フォーラムではチラッと漏れているところが確認されていたりします。バージョンはアルファっぽかったですが、それでも開発は進んでいるようですし、v6の時はbetaから一般に公開された経緯もあるので、もしかしたら2019年こそ、という想像もできそうです。

MikroTik News December 2018 (Issue #86) - MikroTik
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