ニュースレター 89号(2019年6月)が公開されました / エベレストや宇宙にも

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photo by unsplash.

記事にするのが遅くなりました。2019年6月版となるニュースレター89号が公開になりました。

今回は無線製品が中心となります。

Introducing LtAP – a heavy-duty 4G (LTE) access point with GPS support

全天候型のGPSおよびLTE(4G)に対応したアクセスポイントになります。

公共交通機関や食品トラックまたは物流など厳しい冬と嵐の砂漠環境にも対応すると謳っています。対応温度についても-40°Cから+ 70°Cまでの温度とどこにおいても問題なさそうです。またリアルタイムで車両を追跡することにも向いているとしています。

日本ではさすがに使用するのが限られていると思いますが、もしかしたら今後海外では見かけることが多くあるかもしれません。

wAP ac LTE – powerful and versatile dual-band wireless access point with LTE support

以前からの製品である、wAPやWireless wireと同じ筐体を使用した製品になります。

こちらも全天候型のアクセスポイントですが、先のLtAPとは違い家庭用としての使用が想定されています。

しかも嬉しいことにこの手のMikrotik製品は若干スペックが不足していることが多い印象でしたが、この製品から 4コアの716 MHz CPUと128 MBのRAMを搭載しているとのことで、以前よりも余裕を持って多くのクライアントを接続できるようになりそうです。昨今はスマートフォンを代表とする多くのデバイスを接続することが多くなったため、このスペックアップは嬉しい情報です。

LHG 60G – a high-speed 60 GHz CPE point-to-multipoint unit, perfect solution for crowded wireless spectrum

最近Mikrotik製品は60Ghz対応に力を入れていますが、こちらはその60GHz対応製品になります。

これはMikrotikのwAP60G APやwAP 60Gx3 APと連携して使用することが想定されており、2.4GHzや5GHzで混雑している場所の幹線での役割を担うことを想定しています。

Gigabit Passive Ethernet Repeater (GPeR) – best way to extend your Ethernet network in the trickiest spots

有線による長距離伝送は基本的には光ファイバーが選択されると思いますが、こちらは既存のイーサネットケーブルを延長することで、安価に長距離伝送を実現しようとする製品になります。

イーサネットケーブル(CAT6)は規格上最大距離100mですが、こちらの製品を使用することで、最大1500mまで延長が可能ということです。また、GPeR同士は210mまだ対応しているとのことから色々なところに使えそうです。

New MikroTik LoRa products – Internet of things has never been so affordable

最近はIoT関連の盛り上がりが多くありますが、それらを支える通信規格も多く存在しています。Mikrotikはそのうち、LoRaWAN対応製品の販売を予定しています。

R11e-LoRa8EU

Semtech SX1301チップセットをベースにしたminiPCIeの新しいLoRaWAN Gatewayカードになります。
EUの868MHzの8つの異なるチャンネルをサポートすることにより、Listen Before Talk(LBT)とスペクトルスキャン機能を実装しているとのことです。
販売価格は100ドル以下予定。

wAP LoRa8 kit

wAP 2nDをベースとしてLoRaWANのアンテナが組み込まれた製品となるようです。詳細は不明ですが、販売価格は200ドルを切るとアナウンスしています。

Wi-Fi on Mount Everest

エベレストベースキャンプでの衛星通信のための信頼性の高いアクセス可能な代替手段である「エベレストリンク(Everest Link)」 というのがあるそうなのですが、こちらシステムの一部にMikrotik製品が用いられているとのこと。実効レートは50Mbpsらしいのですが、エベレストでも快適にインターネットが出来る時代なんですね・・・

ちなみにEverest Linkについてはナショナルジオグラフィックで特集されたらしいので以下のリンクからどうぞ。

MikroTik goes to space

Mikrotikは全天候型の製品を多く出していますが、どうやらついにロケットの発射基地でのその姿を拝める日が来たようです。

宇宙関連もブルー・オリジンやヴァージンアトランティック、インターステラーなど大小合わせて様々なメーカーが参入してきていますが、イーロン・マスク率いるSpace XでMeta 52 acが採用されていたようです。