不定期で公開されるMikrotik製品のニュースレター、その最新版が公開になりました。
RB3011UiAS-RM
最もHotな話題としては、RB2011の後継になるRB3011が出荷開始になったことでしょうか。
CPUは今までのものとは違い、ARMのデュアルコアが採用されました。これによりパフォーマンスが大幅に改善したとの報告もあります。
代理店さんから借りられるようなら、レビューしたいと思います。
R11e-5HacT
日本で販売されるか分かりませんが、miniPCIeの形で、80211.ac対応のカードが出るようです。3Chainなのはいいのですが、出力過多なので、技適は通らないかなぁ・・・
Cloud Hosted Router
rcとはいえ、ダウンロードページに正式に公開になりました。今までの同様のライセンス体系となっていると思ったのですが、どうやら違うようです。
License | Speed Limit | Price |
Free | 1Mbps | Free |
Perpetual 1Gbit | 1Gbps | $45 |
Perpetual 10Gbit | 10Gbps | $95 |
Perpetual Unlimited | Unlimited | $250 |
これだけ見ると、使い方によっては40Gbps、100Gbpsにも対応しているようにも見えます。ホワイトボックススイッチなどで採用できれば、そこそこお安い価格のOSになるのではないでしょうか?
Dude
プロジェクトとしては約6年ぶりの復活になります。フォーラムでも大歓迎の嵐でした。
Dudeとは、Mikrotik製品を集中管理したり、スペクトラムアナライザ機能を搭載していたりと結構高性能なフリーウェアです。
今回から、Dudeはx86もしくはCHRのプラグインとして公開になりました。Routerboardが多数ある環境であれば、別途x86環境でRouterOSを導入し、Dudeを入れるのが良いと思います。
この機会に、CHRなどで体験してみてください。
RouterOS 6.34
現在、RouterOS6.34はrcなのですが、ニュースレターによるとFinal testingということで、最終進行のようです。ただ、相変わらずDHCPv6周りの挙動が怪しいので、早いところ修正されないかなというところです。
また、他の修正点としてはHotspot周りと、SSTPにおいてTLS1.2を使えるようになったということでしょうか。
RouterOSをより良いものにしていくために、人柱になってもいいよーという方は、是非RCを適用してみてオフィシャルにレポートしてみてください。