![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/6ff7f54b-313a-4972-a246-da72ddedbc77.png)
先日イタリアのmilanoで開催されたMUM(Mikrotik User Meeting)で、いくつか新製品の情報が公開になっています。
RB1100AHx4
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/40c9bc21-d76c-4ff8-be48-e249e8481d35.png)
RB1100AHx2の後継製品になるようです。
デュアルコアPPCからクアッドコアARM CPUに変更になったようです。AlpineといえばAmazon.comが買収した会社ですね。NetgearのNASなどでの採用もあるみたいです。
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/2dd4eec8-edaa-4b5c-92e8-0878aded0c69.png)
しかし、ただのバージョンアップではなさそうで、ストレージについては大幅に拡充されています。
- SATA3ポート x2
- M.2ポート x2
- NANDから60GB SSDに
他にもIPsecのHWアクセラレータに対応など素晴らしいバージョンアップです。
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/81a197cd-d63b-44a1-9e57-a1131ff89283.png)
デュアルPSUに、CPUは1.4GHzから2GHzの可変で対応など、今時らしい感じになっています。
wAP LTE kit
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/f6d381b6-1936-4599-b501-c8d9a7a1c37a.png)
wAPをLTEが使用できるようにカスタムした製品のようです。EUのLTEに対応しているようで、以下のバンド幅に対応しています。
Band:1,2,3,7,8,20,38,40
残念ながら、日本では該当するバンド幅もありませんし、もちろん技適を通過していないので使用することは出来ませんが、日本でも使用できる製品が出てくると面白いのになと思います。
CRS-112-8P-4S
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/85566d52-a195-4376-ac32-eb919cd869ee.png)
現行のCRS112を拡張して、hEX PoEの4ポートから8ポートになったモデルです。MikrotikらしくSFPポートがついているのがご愛嬌。
PoEについても今までのMikrotikのなんちゃってPoEではなく、802.3af/atに対応しているようです。
電源入力についても2系統用意されているようで、設置についてもこれで困ることはないと思います。
CRS328-24P-4S+RM
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/7eb9957a-c26a-43e8-869f-1d9ddf69666b.png)
![](https://www.rb-ug.jp/wp-content/uploads/2017/04/f7e576f5-3ff3-4df8-9b59-0f1b206c1d5b.png)
CRS224をPoEスイッチにしたモデルのようです。24ポートのPoE製品はMikrotikとしては初めてになるはずです。
こちらもPoEはなんちゃってPoEではなく802.3af/atに対応したものになるようです。なにげについているSFPポートについてはSFP+ということで10Gbに対応しているようです。
こちらもCSSと同じように。SwOSとRouterOSを切り替えられるようで、柔軟に使いたいときはRouterOS、ただのPoEスイッチとして使用したいときはSwOSを使用するなどできると思います。
価格次第ですが、ちょっとおもしろい製品になるのではないかと思います。
他にもいくつか新製品の情報が公開になっていますので、気になる方は是非とも見てみてください。
Opening and introduction, new products by Normunds Rustanovics (MikroTik, Latvia) /
https://mum.mikrotik.com/2017/EU/agenda/EN