MUM EU 2017で公開になった新製品について

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先日イタリアのmilanoで開催されたMUM(Mikrotik User Meeting)で、いくつか新製品の情報が公開になっています。

RB1100AHx4

RB1100AHx2の後継製品になるようです。

デュアルコアPPCからクアッドコアARM CPUに変更になったようです。AlpineといえばAmazon.comが買収した会社ですね。NetgearのNASなどでの採用もあるみたいです。

しかし、ただのバージョンアップではなさそうで、ストレージについては大幅に拡充されています。

  • SATA3ポート x2
  • M.2ポート x2
  • NANDから60GB SSDに

他にもIPsecのHWアクセラレータに対応など素晴らしいバージョンアップです。

デュアルPSUに、CPUは1.4GHzから2GHzの可変で対応など、今時らしい感じになっています。

wAP LTE kit

wAPをLTEが使用できるようにカスタムした製品のようです。EUのLTEに対応しているようで、以下のバンド幅に対応しています。

Band:1,2,3,7,8,20,38,40

残念ながら、日本では該当するバンド幅もありませんし、もちろん技適を通過していないので使用することは出来ませんが、日本でも使用できる製品が出てくると面白いのになと思います。

CRS-112-8P-4S

現行のCRS112を拡張して、hEX PoEの4ポートから8ポートになったモデルです。MikrotikらしくSFPポートがついているのがご愛嬌。

PoEについても今までのMikrotikのなんちゃってPoEではなく、802.3af/atに対応しているようです。

電源入力についても2系統用意されているようで、設置についてもこれで困ることはないと思います。

CRS328-24P-4S+RM

CRS224をPoEスイッチにしたモデルのようです。24ポートのPoE製品はMikrotikとしては初めてになるはずです。

こちらもPoEはなんちゃってPoEではなく802.3af/atに対応したものになるようです。なにげについているSFPポートについてはSFP+ということで10Gbに対応しているようです。

こちらもCSSと同じように。SwOSとRouterOSを切り替えられるようで、柔軟に使いたいときはRouterOS、ただのPoEスイッチとして使用したいときはSwOSを使用するなどできると思います。

価格次第ですが、ちょっとおもしろい製品になるのではないかと思います。

他にもいくつか新製品の情報が公開になっていますので、気になる方は是非とも見てみてください。

Opening and introduction, new products by Normunds Rustanovics (MikroTik, Latvia) /
https://mum.mikrotik.com/2017/EU/agenda/EN

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