RouterOS 6.41.2 [current]が公開されました。

この記事は約4分で読めます。

前回より一週間程度しか経っていませんが、currentブランチがマイナーアップデートしました。さすがに内容は小幅なものになっています。

更新内容は以下の通り。

RouterOS version 6.41.2 has been released in public "current" channel!

Before an upgrade:
1) Remember to make backup/export files before an upgrade and save them on another storage device;
2) Make sure the device will not lose power during upgrade process;
3) Device has enough free storage space for all RouterOS packages to be downloaded.

What's new in 6.41.2 (2018-Feb-06 12:29):

*) bridge - fixed ARP settings on bridge interfaces (introduced v6.41);
*) discovery - fixed discovery interface list change;
*) disk - fixed disk related processes becoming unresponsive after unplugging used disk;
*) filesystem - fixed situations when "/flash" directory lost files after upgrade;
*) ppp - do not lose "/ppp profile" script configuration after other profile parameters are edited;
*) routerboard - properly report warnings under "/system routerboard" menu;
*) snmp - added w60g support;
*) w60g - fixed "/interface w60g reset-configuration";
*) webfig - fixed backup loading from Webfig on RouterBOARD running default configuration;
*) winbox - changed default bridge port PVID value to 1;
*) wireless - fixed wireless protocol mode restrictions if lockpack is installed and has limits for it;

前回のバージョンで不具合の出ていたdiscoveryについて修正されています。またBridgeインターフェースのARPの不具合も修正。

また、BridgeインターフェースのPVIDがデフォルト値65になぜかなってしまう件も修正されています。

パフォーマンスにかかわる部分については特に言及がないので、問題は出ていないはずです。

ただ、公式フォーラムには少数ではありますが、アップグレード後にboot loopが発生している、と報告している人がいます。筆者環境では発生していないので、発生確率は低いものと思われますが、アップグレードには注意してください。

そういえば記事執筆段階(2018年2月11日)で、Dude関係のパッケージやクライアントソフトのダウンロードができない状態になっています。フォーラムではすぐに修正されるでしょうとなっているので、週明けにはこの状態は修正されると思われます。

ついでに。

rc版については、使用にあたって注意されているとは思いますが、今そのブランチで公開中の6.42rc20ですが、これは問題のあるパッケージです。このパッケージを適用してしますと、ダウングレードもアップグレードも出来なくなる症状が発生する可能性が高いです。

現に筆者環境のCCR1009-8G-1S-1S+と850Gx2でその問題が発生してしまい、Netinstallを実施する羽目になりました。お気を付けください。

v6.41.2 [current] – MikroTik

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