MUM 2015 CZ – MikroTik Wiki https://wiki.mikrotik.com/wiki/MUM_2015_CZ
3月にチェコで開催されたMUM(Mikrotik User Meeting)の中で、2015年中に発売が予定されている製品について発表があったようです。
hAP ac lite / hAP ac
残念ながら現在日本国内では販売されていない、hAPシリーズの802.11ac対応版の販売が予定されているようです。しかも、Mikrotik製品的には初?になる2.4GHz、5GHz両対応製品です。
#日本で販売されている製品だと当たり前に2.4GHz、5GHz両対応がほとんどですが・・・
家庭用で使用するのであればliteで十分だと思いますが、lite無し版はなぜかSFPポートが付いているので(MikrotikはSFPをつけるのが好きらしい)、Fibre設備があるところへの設置に向いているかもしれません。
この辺りの製品については、代理店さんには是非とも頑張っていただき日本国内で使用できるようにしてもらいたいところです。
CRS112-8G-4S-IN
CRSシリーズは卓上での設置を想定しているのか、スイッチ製品であるCloud Router Switchシリーズに新しいラインナップが追加されるようで、今度はSFPとRJ-45の合いの子の形のものを出すようです。
CRS1xxシリーズは相変わらずmipsbeの1coreのモデルなので、実際にフルワイヤーレイト出る気がしないのですが、どのあたりをターゲットにしているのか・・・
RB3011シリーズ(RB3011UiAS-RM / RB3011-UiAS-2HnD-IN)
現在販売されているRB2011の正式な後継機種のようです。
しかもスペック的にはMikrotik製品的には初になるARM、しかもDualCore製品になるそうで、パフォーマンスは(RB2011と比べて)2倍になると謳っています。
また、RB2011では中途半端であったGiga 5portと100Mbps 5port構成から、Giga 10port 構成になるそうです。申し訳程度に搭載していたUSBについても今度はUSB3対応ということで、USB-HDDなどの使い勝手も上がりそうな気がします。
最近はSMB周りでちょくちょく修正が入っていますが、本製品が出る頃には収まっているといいかなぁ
またARMを搭載することから、最近流行りのARMボードをゴニョゴニョするには向いていそうな気がします。販売された際は是非色々な方に挑戦して欲しい感じです。
無線LAN製品については日本国内での使用において技適がありますが、代理店さんには是非とも無線LAN製品については通していただき、国内で販売してほしいと1ユーザーとしては希望してしまいます。
実際にこの辺りの製品について触る機会がありましたら、改めてレポートしたいと思います。