少し遅れましたが、久々に2か月連続でニュースレターが公開になりました。さすがに情報の掲載量は少ないですが、個人的には気になっていた製品がようやく来ました。
CRS328-24P-4S+RM
Details | |
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Product code | CRS328-24P-4S+RM |
Architecture | ARM 32bit |
CPU | 98DX3236A1-BTD4C000 |
CPU core count | 1 |
CPU nominal frequency | 800 MHz |
Dimensions | 443 x 305 x 44 mm |
License level | 5 |
Operating System | RouterOS / SwitchOS |
Size of RAM | 512 MB |
Storage size | 16 MB |
Storage type | FLASH |
Tested ambient temperature | -20 + 60 degrees C |
Suggested price | $379.00 |
8ポートのPoEスイッチに続き、24ポート(+4SFP+)のものも用意されました。以前の予定で公表されていたPoEスイッチが出そろうことになります。
特徴的なこととして、今までのMikrotik独自のパワーラインに対応ではなく802.3af/at (Type 1 “PoE” / Type 2 “PoE+”) に対応ということではないでしょうか。これで対応機器を選ばずに使用できることになり、製品選択の中にも入れやすくなったのではないでしょうか。
詳細な情報として、500W電源を内蔵しユニット全体で450Wまで供給可能なようです(実際には8ポート毎に150W)。1ポートでは最大30Wなんでよほど特殊な機器でなければ大丈夫なんではないでしょうか。
CPUはCRS317と同じなはずなんで、デュアルCore Armですね。RMAしたCRS317も、普通に使用している分にはほとんどハードウェアオフロードされていたようで、負荷を感じることはありませんでした。
某所では320ドルぐらいで予約が開始になっています。今月末ぐらいには出荷になるんじゃないでしょうか。個人的にはCRS226とかの後継にしたいです。
wsAP ac lite
Wireless
Details | |
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Wireless 2.4 GHz number of chains | 2 |
Wireless 2.4 GHz standards | 802.11b/g/n |
Antenna gain dBi for 2.4 GHz | 1.5 |
Wireless 2.4 GHz chip model | QCA9531 |
Wireless 5 GHz number of chains | 1 |
Wireless 5 GHz standards | 802.11ac |
Antenna gain dBi for 5 GHz | 3 |
Wireless 5 GHz chip model | QCA-9887 |
AP ac liteシリーズの、壁掛け(ウォールマウント)タイプですね。
基本的に既存のものを流用していると思われるので、特別目新しいものではないと思います。
とはいえこちらも802.3af/at に対応し、約40ドルで販売をしてきたことには大きな意味はあると思います(日本でその恩恵を受けることは難しいですが)。
日本で販売するようだと面白いことになると思うんですけどね・・・
終わりに
こんな感じですかね。とりあえずPoEスイッチは8ポートと24ポートが揃ったので、色々と環境の整備がしやすくなったと思います。アンテナをばらまいても多ポート対応なPoEスイッチがあれば色々と解決できるので。こちらも早いうちに入手したいなぁと思っています。
そういえば以前、CRS317がRMA送りになったとご報告したような気がしますが、こちら、この記事を書いている段階で、近日中に検査と修理を終えて販売店に返送、その後に日本に転送されてくる予定との連絡がありました。
根本的な解決がされたのか気になるところなので、このあたりも聞いておこうと思います。
あと、こちらも以前に記事にしましたが、MUM(Mikrotik User Meeting)が日本で開催されます。詳細は以下の記事を参照していただきたいのですが、Mikrotik製品(Routerboard)が気になっている方、Mikrotikの中の人と会いたい方、Mikrotik製品の情報を共有したい方は、ぜひ参加をご検討ください。そしてご参加のほどよろしくお願いいたします。