ご無沙汰しております。
中々手を動かす暇がなく、また中の人もアレコレやっている関係で情報収集が出来ていません。
久しぶりにMikrotikのニュースレターが公開になりました(ちなみに公式HP上では86号になっていますが、87号の間違いだと思います)。
CRS309-1G-8S+IN switch with 8 SFP+ ports
CRS317の小型版という扱いになるのでしょうか。単純にSFP+ポートの数が半分の8ポートになりました。今日はギリギリ半分くらいみたいですが、横に2個は並べられない感じですね。
ハードウェアのスペックとしては、CRS317を踏襲した形になるようです。
Product code | CRS309-1G-8S+IN |
Architecture | ARM 32bit |
CPU | 98DX8208 |
CPU core count | 2 |
CPU nominal frequency | 800 MHz |
Dimensions | 141 x 115 x 28 mm |
License level | 5 |
Operating System | RouterOS / SwitchOS |
Size of RAM | 512 MB |
Storage size | 16 MB |
Storage type | FLASH |
Tested ambient temperature | -40°C to 70°C |
Suggested price | $269.00 |
変更店としてはファンレスになったこと、供給電源が100~240VからACアダプタによる供給に変更になっています。
これでだいぶ手軽に扱えるようになったのではないでしょうか。筆者としても、CRS317を買う前に知っていたら、こっちにしていました。
設定された価格はCRS317からは30%OFF程度になりましたが、実際に販売店での価格は少し下がると思われます。
wAP 60Gx3 60 GHz sector base station
wAP 60Gx3ということで、先に販売されていたwAP60Gに、マルチポイントでのアクセス効率を高めるために、アンテナが3つに増やされたバージョンのようです。
残念ながら、日本では見ることはないかもしれませんが、最近は60GHz帯も利用が進んできているようなので、もしかしたら日本に入ってくることがあるかもしれません。
InterCell – LTE base station and client solutions
今までMikrotik製品で、LTE対応のものはアンテナ側にLTEの機能を持たせていましたが、これはベースステーション側にLTE機能を内蔵し、アンテナと分離したものになるようです。
対応バンドは38と39ということで、2.6GHzと1.9GHzになり、マレーシア、ミャンマー、中国がこれらのバンドにたいおうしているようです。
とりあえずは主戦場となる東南アジア方面から対応していくようです。以前に、band1の対応製品なども出ていたので、日本でも希望が多いようだと対応製品を出してくるかもしれません。
Rackmount ears for RB4011
RB4011をラックマウントする金具ですね。RB4011については、ラックマウントケースに入ったタイプは出ないみたいなので、必要な方はこれを合わせて購入するのがいいかもしれません。
その他
ということで、目新しいのはCRS309ぐらいですかね。これなら、少しは手が届きやすくなったのではないでしょうか。
ただ、以前Twitterでもおっしゃる人がいましたが、やはりEthernetな10Gスイッチ製品を出してほしい気もします。この辺りは少し確認してみようと思います。
余談ですが、筆者は諸事情により時間が取れない状況が発生しており、Mikrotik、Routerboard製品の情報のキャッチアップに時間がかかると思います。
なるべく、新しい情報や面白そうな情報がありましたら、時間がかかっても記事は書いていくつもりなので、今後ともよろしくお願いいたします。