Mikrotik製品においてSFPスイッチでRJ45変換transceiverを使用するときの注意

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Mikrotikは今のところ、10GについてはSFP+の形でしか製品を用意していません。その中でどうしてもRJ-45、いわゆるCopperへの変換を行ったうえでEthernetを使用したい場合があると思いますが、そのときは、S+RJ10などを使用するしかありません。

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実はこのRJ45変換transceiverを使用するときは、少し注意が必要です。

Mikrotikとしては以下の手引きがあったりします。

S+RJ10 general guidance - MikroTik Wiki

The average power consumption of the transceiver is 2.7 W (10GBASE-T, 30 m link) which is relatively high comparing with S+85DLC03D optical module with maximum 0.8W power consumption. The operating temperature is 0 to +70 C, but the transceiver itself can heat up to 90 C.

wikiからの抜粋ですが、要するにS+RJ10だと消費電力は約2.7Wで、通常のSFP+モジュールに比べると3倍程度違い、その分発熱が多いためデバイスが過熱され、動作に影響がある場合がある、ということです。

そのため、できる限りお互いの熱の影響を避けるようにtransceiverを配置する必要がある、ということです。

もちろん、基本的には設置する部屋の温度にも注意し、Routerboard自体のエアフローも適切な形の環境を用意するべきでしょう。

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