[追記アリ] RouterOS 6.41 [current] が公開になりました。ついにhw-offloadが実装になりました。

Pocket

RouterOS 6.40.5から約2ヶ月ぶりとなる、Currentブランチがアップデートしました。

Testing VersionであるRC版については66まで進んでいて、公式フォーラムではいつ正式リリースされるんだと言われていましたが、この時期にアップデートが来たようです。

例年であればホリデーシーズンなので最悪来年になってかなと思っていましたが、このタイミングでした。

今回は流石に量は多いです。

今回の目玉はなんといっても、Bridgeインターフェイスがハードウェアオフロードに対応したことでしょう。今まではソフトウェアで構成されていたことから、CPUが非力なRBではパフォーマンスに影響があることが分かっていました。

しかし、Chip自体はそれらの機能を持っていたことから、今回から正式にハードウェアオフロードに対応したようです。これでCPUの負荷をある程度抑えることが可能になったと思います。

ただし、設定できるRouterboardや、ハードウェアオフロードを有効にした際にいくつか制約がありますので、注意して使用するようにしてください。

Manual:Switch Chip Features – MikroTik Wiki

あとはDHCP周りの修正があります。Server側としていくつかのOptionが付与できるようになった、Clientについては逆にそれに対応することが出来るようになったというところでしょうか。

IPsec-IKEについてもネゴシエーション周りや、それに関してDDoS対策などが含まれるようになりました。

あとは、日本国内では難しいのですが、LTE関係については対応が拡充しています。最近はRouterboardもLTE搭載製品が増えていることから、それに対する対応を進めているようです。

MAC-serverとDiscovery Interface周りですが、このバージョンからInterfaceに対して機能を紐付けるようになりました。デフォルトではすべてのInterfaceに有効になっているため気が付かないとおもいますが、セキュリティ設定をしていく際には戸惑うことがあると思います。

あとは、RouterboardをZabbixで監視している方には朗報です。このバージョンでようやくSNMPのbulk Getに対応しました。今まではZabbix側でbulk getを無効にする手間がありましたが、その対応が不要になります。セッションも節約できるようになると思うので、ネットワークへの負荷は減ると思います。

Webfig/Winboxに関する修正も多く入っています。新製品に対する対応で増えた機能に関する修正が主な内容になりますが、表記の問題の修正もあるようです。

無線LANに関しても、いくつかのカントリーコードの追加および、幾つかのステータスのlogへの出力対応、そのパラメータの設定が可能になるなどがあります。

修正内容が膨大な数です。出来る限りテストを実施してから本番適用を進めるようにしてください。また、これからヨーロッパでは本格的なホリデーシーズンに入りますので、サポートに連絡しても、返信が遅くなる可能性が大いにあります。ですので、今のところ動作に安定しているようなら、適用を来年まで見送っても遅くはないと思います。

v6.41 [current] – MikroTik

ちなみにアップデートは、Webfig/WinboxではSystem > packageから、CLIだと以下のコマンドを実行してください。

また、このバージョンでは多くのRouterboardに新しいFirmwareが来ていますので、適用することも検討してください。

それでは良いクリスマスをお過ごしください!

2017年12月31日:

RouterOS 6.41rcからRouterOS 6.41 stableにアップデートしたRouterboardにおいて、SFPを使用するモデルの一部でSFPモジュールを正常に認識しない場合、もしくは正常に通信ができない場合があるようです(筆者環境で確認)。

通常、SFPのステータスは以下のように出力されると思いますが、うまくいかない場合だとsfp-wavelengthsfp-temperatureなどのステータスが取得できていませんでした。

Routerboardの再起動でも回復しなかったため、SFPモジュールの抜き差しを行ったところ、私の場合はステータスの取得が再度出来るようになりました。

ということで、通信がなにかおかしい、SFPモジュールのステータスの取得に失敗などがあれば確認してみてください。

Pocket